参考・紹介書籍一覧

今まで参考・紹介してきた書籍を載せています。

おもしろそうなものがあればぜひ読んでみてください!

もくじ

西洋史

まんがで読破 君主論

「君主論」は、ニコロマキャベリが書いた本ですが、まぁくどくど長くて理解するのに苦労する本のようです。それを漫画にしてコンパクトにわかりやすくしたのが本書です。手軽に読めるので是非挑戦してみてください。ちなみに、マキャベリはイタリアルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官です。時代は1500年前後です。

「ヨーロッパ王室」から見た世界史

ヨーロッパの王室がどのように生まれ、現代に向けてどう変わっていたのかがわかる1冊。百年戦争や宗教改革等大きな歴史を通して見ることができるので、わかりやすく読み進めることができます。章ごとに家系図や相関図が載っているのがありがたい!

世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

美術史を学ぶと西洋史の理解も深まります。ギリシア時代の芸術がその後西洋でなぜ停滞したのか。また、それが復活していくのはなぜなのか。しかし美術・芸術というものは特定の人しか観ることができないものでした。それが大衆に開放され、受け入れられていく過程でどのように変わっていったのか。私たちがいま当たり前に美術館で観られるようになった美術品はどんな歴史を辿ってきたのか。これ一冊で多くのことが学べます。

物語 フランス革命

フランス革命の前後をつなげて読むことができます。なぜ、国王ルイ16世は処刑されなければならなかったのか。世界で初めての人権宣言がされたフランス革命とはなんだったのか。また、国王処刑後、ナポレオンが登場するまでのフランス国内はどうなっていたのか。すべての歴史のつながりがこれ1冊で読めます。現代につながる世界的にも大事な転換点であるフランス革命を知ることは、今を生きる私たちにとって、知っておくべき内容であることは間違いありません。

イタリア史10講

イタリアって不思議な国で、共和政ローマからの歴史はめちゃくちゃ長いのに、「イタリア」という国が成立するのは1861年なんです。そこに至るまで、イタリアが統一されなかった理由はなんなのか。北イタリア・ローマ教皇領・南イタリア、それぞれの歴史があり、その中でさらに独立した公国や王国が存在していましたが、それがどうやって1861年のイタリア王国成立に繋がったのか。また、その先の近現代史で今のイタリアが成立するまでも書かれているので、この1冊でイタリア半島の歴史がすべてわかります。個人的にナポリ王国・シチリア王国の変成は読んでておもしろかったのでぜひみなさんも読んでみてください!

逆転のイギリス史 衰退しない国家

この1冊で島国イギリスの歴史がわかっちゃいます。歴史的流れと経済的視点が書かれているので、経済のところはちょっと難しい箇所もあるのですが(出版社が日本経済新聞社だから仕方ないのか・・・)、私達がいま見ているイギリスがどうやってつくられてきたのかがわかるので、イギリス史入門にはぴったりの1冊です。最後はタイトル回収もしているので、イギリスが衰退しない国家であるのはなぜなのか、そこも推測しながら読んでみてください。

フリードリヒ2世の生涯(上・下)

ヨーロッパ近代史

オスマンvs.ヨーロッパ 〈トルコの脅威〉とは何だったのか

人物史

30の「王」からよむ世界史

世界史的に有名な人物を30人紹介する書籍。それぞれの功績や歴史をわかりやすくまとめてくれているので、世界史の勉強にもぴったりです。すぐに読めてしまうので、試しに手に取ってみては。

ロスチャイルド家 ユダヤ国際財閥の興亡

「ロスチャイルド家」という名を耳にしたことはあると思います。ただ、彼らが何者なのかまで語れる人は多くないはずです。時代の波に乗って財をなしたこのユダヤ人一家の歴史をたどることができる一冊です。彼らなくしてヨーロッパの近代史は語れないのではないでしょうか・・・?特に「お金」と「情報」をうまく使った彼らは、歴史の至るところで重要な活躍をします。実は今につながる企業の元も、彼らが関わっていることが多いようです。創業者から現在に至るまで、歴史の裏側と共にロスチャイルド家の歩みを知ることができる、おすすめの一冊です。

オリエント史/中東史

中東とイスラーム世界が一気にわかる本

オリエント時代から現代まで、中東世界の通史を手軽に読みたい方におすすめです。見開き1ページごとにテーマを区切っているので、単品読みでも活用できます。いま私たちが知っている「中東地域」がどのような歴史を歩んできたかを、ぜひこの本でつかんでもらえたらなと思います。

オリエント世界はなぜ崩壊したか―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智

これはぜひ読んでほしいです!ちょっと長いですが、いまの中東世界がいかに作られたかを、しっかり理解できる1冊です。とはいえ、そこまで専門書という感じがしないので、さくさく読めます。読み終えたら、私たちがもっていた中東世界のイメージは変わると思います。

物語 中東の歴史ーオリエント5000年の光芒

ぜひ!ぜひよんでほしい!!古代世界はオリエントから始まる文明も多く、まさに世界史の主役です。そのオリエントは東西を結ぶ中間地であり、争いの地でもありました。世界初と言われる統一国家アッシリア、そして世界帝国のアケメネス朝ペルシア。時代は下りオリエント世界に代わって出てきたのはイスラム世界。文化が花開き、東西交流はさらに活発になっていきます。16世紀以降、徐々に世界は西ヨーロッパを中心に展開していき、近現代の中東世界は勢いを無くし混迷を極めるわけですが、5000年の歴史は現代の我々にいろいろなことを問うてきます。果たして現代は幸せなのか。民族とはなにか。国家とはなにか。中東の歴史を知ることで、見えてくることはたくさんあります。日本には馴染がない中東史。この1冊はぜひ一度読んでほしいです。

アケメネス朝ペルシア

アジア史

南北アメリカ大陸史

現代史(中東)

イラン

イランがなぜいまこんなにもアメリカと相容れないのか。しかしそんなに遠くない昔、イランとアメリカが友好的だったことを我々はどれだけ知っているのか。日本にいるとどうしてもアメリカや西欧から発信される情報やニュースを見るので、そこからしか世界を見ることができない。イランがどのような歴史を歩んできたのか、この本は現代史になるが、ぜひ読んでみてもらいたい。さらにはイランの古代から続く歴史もぜひ他の本で読んでほしい。歴史ある大国イランをいろんな人に知ってもらいたい!

現代史(世界)

宗教史

世界史全般

コンスタンティノープルの陥落

この本はぜひ読んでほしいです。

1453年に東ローマ帝国、いわゆるビザンティン帝国が滅びるのですが、その最後を迎えるまでのいきさつが物語で進んでいくのでとてもわかりやすくておもしろいです。ビザンティン帝国皇帝の目線、ベネツィアやジェノヴァといったビザンティン帝国内の商人の目線、ビザンティン帝国を滅ぼすオスマン帝国の目線、ローマ教皇の目線・・・といったように複雑に絡みあう人々の思惑も物語で語られています。教科書では「ビザンティン帝国が滅びる」程度のことしか書かれていませんが、当時の人々がどういう状況だったか、想像の中でしか語ることはできませんが、私達が思っているより複雑で緊迫した状況であったことは否めません。ひとつの帝国が「滅亡」することをよりリアルに感じることができる1冊です。

城と宮殿の物語

いろいろな城と宮殿がカラーで掲載されていて、それらの城・宮殿にまつわる物語が書かれています。伝説、愛憎劇、歴史の舞台といった、読んでみるとその場所に行きたくなるような一冊です。文字も多くないので、手軽に読んで楽しむことができます!

民族から解き明かす世界史

時代ごとに分かれていてわかりやすい。現代に繋がる民族問題にも触れられるので、世界史を学ぶと共に現代史も学べる一冊です。トルコ民族がユーラシアに広がる話や、アラブ人が広げたイスラム世界など、歴史は人の移動で大きく動かされてきたことがほんとによくわかります。

イスラムがヨーロッパ世界を創造した 歴史に探る「共存の道」

感染症の世界史

世界史序説

世界史を「移民」で読み解く

お金の流れでわかる世界の歴史

「民族」で読み解く世界史

人の流れでわかる世界の歴史

ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法

誰も教えてくれない 真実の世界史講義 古代編

何回も読みたくなるくらい、軽快で皮肉たっぷりの倉山節でおもしろく読み進めることができます。世界史を各地域同時代に並べて読み進めていくので、ヨーロッパで起きた〇〇の事件のとき日本では〇〇だったのか、中国は〇〇の時代か、と時代がいったりきたりしないので、その点でも読みやすいです。

誰も教えてくれない 真実の世界史講義 中世編

古代編の続き。ぜひとも近代編も出してほしいです・・・。

傭兵の二千年史

教養としての「世界史」の読み方

世界史を古代から通しておおまかに掴みたい方にはおすすめ!とてもわかりやすく読みやすいです。

奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語

これはなかなかおもしろい一冊。歴史の中で埋もれてしまっている主流とは異なる内容が書かれた本は、良くも悪くも魅力的で想像力を豊かにしてくれます。今までとは違った世界史を学びたい方にはおすすめです。

独裁の世界史

歴史に学ぶ独裁とは何か。何度も人類は独裁によって苦しめられているのに、また繰り返してしまいます。予兆があっても気づけない、気づいた頃には誰も止められない。でも、一様に独裁が悪いとは限りません。条件、ルールが存在していたらときに独裁は有効な政治体制へと繋がります。それも、歴史が教えてくれているのに、どうしてなのか人類はうまく独裁をコントロールできないんですよね。そのヒントや歴史が書かれているのがこの1冊です。古代ギリシア時代から古代ローマ、そしてローマ帝国。近現代のロビスピエールやビスマルク、レーニン、ヒトラー・・・我々はこれからも誕生するかもしれない独裁にどう向き合っていくべきか、そんなことを考えさせられる1冊です。

国際情勢でたどるオリンピック史

夢中になる東大世界史

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